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社員インタビュー vol.1

不動産データが未来をつくる

バックエンドエンジニア joo & tommy

· 社員紹介

賃貸物件の入居者データを整備・活用することで、不動産サービスや地域そのものの有り様をもっと豊かにしようと挑戦を続けるパレットクラウド株式会社。自社サービス『パレットクラウド』の利用世帯数は200万世帯を超えています。IT化が進んでいない不動産分野において、入居者とのコミュニケーションが図れ、さまざまなサービスを提供できると、不動産会社から多くの支持を集めています。そんな自社サービスで預かる顧客データを、効率的かつセキュアに扱うバックエンドエンジニアである、CTO・城野公臣(写真左・本文中joo)・桝冨祐樹(写真右・本文中tommy)に、入社のきっかけやパレットクラウドでの働き方について、採用担当のmihaがインタビューします!

地域コミュニティを活性化したい、という出発点

― まずは、城野さんに話を聞きたい思います。社長の梶谷さんと城野さん、パレットクラウド株式会社を起ち上げたお二人ともヤフー出身なんですよね?

joo:そうなんです。ヤフーでは、梶谷は営業を、私はエンジニアをしていました。梶谷が事業を興すにあたって、エンジニアを探していて。一緒に仕事をしたことはなかったんですが、社内の知人を介して「事業を立ち上げよう」と誘ってもらったのが最初ですね

― ヤフーを辞めてベンチャー起ち上げへ参画、というのは、かなり大きな決断だったのでは?

joo:もともと「いつかは起業したいな」と思っていたんです。学生時代に自分でも会社をつくったことがあって、IT業界は1人の力、エンジニアの力が如実に現れる世界だなあと感じていました。だからこそ再び起業して、自分自身の力を試したい。それがIT業界に入る醍醐味だろうと。

それが気がつけば、ヤフーに入って7年が経っていました。その間に、とあるベンチャーの起ち上げに誘われたことはあったんです。でもタイミングが合わなくて、参加を見送りました。「そろそろかな」と思っていた矢先に受けた、梶谷からの誘い。「今度こそ起業したい」と思ったんです。

しかも、見せてもらった事業構想は、ビジネスとしても勝算のある、社会貢献に近い内容でした。これをやる意味は大きいだろうと。何より「この人、本気だな」とわかった。それで一緒に会社を起ち上げることになりました。

― その事業構想ってどんな内容だったんですか?

joo:地域の人たちをつなぐコミュニティサイトの構築です。サイト上で口コミを集めて地域コミュニティを活性化し、そこで暮らす人たちの生活を豊かにしたいという想いがベースにあります。

地域の口コミサイトそのものは当時、すでにヤフーが展開していたんです。ところが肝心の口コミがなかなか集まらず、盛り上がらない。コミュニティ活性には程遠い状況でした。

口コミが集まらない理由は、口コミを投稿するモチベーションがないから。そう考えた梶谷は、不動産会社とタッグを組むことに着眼したんです。

不動産会社なら地域のことを良く知っているはず。一方で、賃貸の入居者は減少傾向にあります。そのため、不動産会社には自社の紹介物件の入居者と接点を保って、できるだけ入居者を囲い込みたいというニーズがありました。

入居者とのコミュニケーションを増やしたいという不動産会社の課題と、口コミを集めて地域を活性したいという我々の想い。不動産会社に協力してもらうことで、両方を解決できると考えたんです。

新たな軸を見つけての再出発

― なるほど、不動産会社なら口コミを投稿する動機があるんじゃないか、ってことですね。

joo:「この地域はあの不動産会社のこの人に聞けばわかる」と自分の口コミから知られるようになれば、不動産会社の営業マンにとってメリットは大きいはず。口コミ投稿のモチベーションを持ってもらえるんじゃないかと考えました。

そこでまずは不動産会社に口コミサイトを導入してもらおうと、入居者へダイレクトにメッセージを送る機能など、役立ちそうな仕組みをサイト上に作りました。導入してもらった不動産会社のシステム担当の方からも好評を得て、口コミはきっと集まるだろうと盛り上がっていたんです。

ところが、、営業マンから全く投稿してもらえませんでした。

―そうなんですか! 投稿のモチベーションがありそうなのに。

joo:実は、現場の営業マンは街のことをあまり知らなかったんです。誤算でした。彼らはその土地に住んでいるわけじゃないんですよ。だから物件情報には詳しくても、街そのものはそんなにわからない。その事実を、「まちこえ」というサービスをリリースしてから知りました。完全に当てが外れてしまって。

とはいえ、不動産会社は「まちこえ」を使ってくれました。そのうちに「システムを追加してほしい」というご依頼をどんどんいただくようになりました。入居者と不動産会社のコミュニケーションツールの拡充や、管理の仕組みなど、機能をひたすら追加していったんです。

当初は「まちこえ」の中に不動産会社向けの機能があったんです。ところが不動産会社向けの機能が充実した一方で、口コミの黒字化は見えない。それならばいっその事、不動産会社向けの機能にサービスの軸足を移そう、と。我々の入居者管理システムが、幸いにも不動産会社から必要とされている。求められるシステムを構築した先に、地域の人々を幸せにする理念を描けばいいのではないかと考えて、本格始動してから4年目の2016年に、“株式会社まちこえ”から“パレットクラウド株式会社”へと社名を変え、新たなスタートを切りました。

インターンから社員へ。サービスの意義を共有する

― パレットクラウドには、インターンから社員になったメンバーが何人かいますが、枡冨さんもそのひとりなんですよね?

tommy:そうなんです。社員になったのは新卒の2016年ですが、2014年の秋からインターンとしてパレットクラウドにいるので、4年目を迎えるところです。

joo:当初は私と梶谷の二人でやっていたんですが、徐々に人手が足りなくなって。13年の夏頃からインターン生に手伝ってもらうようになったんです。インターン生が知り合いを連れてきてくれる形で、だんだんとメンバーが増えていきました。

tommy:私も知り合いに誘われて来ました。インターンから正社員になったメンバーは私の他にもいるんです。ここでインターンとして働いた後に、新卒で大手IT企業へ入社、しばらく働いてからパレットクラウドへ戻ってきたエンジニアもいます。

joo:tommyも、エンジニアの就職先として人気絶頂のとある企業に内定が決まっていたんです。その内定を断ってまで、パレットクラウドに来てくれました。

― パレットクラウドがそれほどまでに魅力的な就職先だった、ってことですね!

tommy:そうですね、パレットクラウドを選ぶことに迷いはなかったですね。インターンで働いていたから、会社の雰囲気も、入社したらどんな仕事ができるのかも、わかっていましたから。

代表の梶谷から事業について熱弁を奮われ、「ぜひ入社してほしい」と口説かれたんです。まだマンションの一室がオフィスだった頃なんですが。

そのとき、思ったんです。0を1にするところから会社を大きくする経験って、タイミングが合わないとできないだろうなと。

代表の口説きにも、事業や会社への圧倒的な熱量と可能性を感じました。会社が目指す地域コミュニティの創出、地域の人たちの関わりを増やしていくという目的に携わる意義は大きいと思ったんです。

都会では、同じマンションに住んでいても住人同士の関わりがないじゃないですか。せっかく同じマンションに住んでいるんだから、仲良くなれるようなツールを提供したい。単純にコミュニケーションを増やすだけでなく、万一のときの助け合いにもつながるはず。災害時の助け合いや独居世帯の見守りなど、命を救うことに役立つかもしれません。

今は入居管理システムが主ですが、将来的にはコミュニティの構築も含め、そうした地域の人々を支えるサービスへとつなげていきたいと思っています。不動産業界にはまだまだレガシーなシステムが多いんです。それをパレットクラウドがハブとなって顧客データを整えることで、もっと役立つサービスが生まれていくかもしれない。そんなことができる立場に私たちはいるんじゃないかと。

失敗が許されない業務。それはキャリアの資産になる

― パレットクラウドがハブとなって顧客データを整える、ってどういうことですか?

joo:不動産会社さんは、自社管理物件の入居者データなど、膨大な量かつ価値の高いデータを持っています。ところが、それを活用しきれていません。

不動産業界はまだまだ、レガシーなシステムを使っています。システムをなかなか移行しない背景にあるのは、セキュリティへの懸念です。「インターネット上に情報があるのは危険だ」という考えから、各不動産会社が独自の形で社内に情報を囲っています。

セキュリティの確保はもちろん重要です。しかし、そうやって各社の中に整形されないまま囲われた状態では、不動産会社や入居者の方にとってメリットのある新しいサービスへ、データをつなぎこむこともできません。それをパレットクラウドがハブとなって、安全にデータを動かせるようになれば、暮らしの利便性がもっと広がっていくはずです。

― 暮らしの利便性……?​

tommy:例えばこれまで書類のやりとりが必要だった退去手続きがオンライン上で完結したり、ちょっとした問い合わせをチャットでできたりするようになりました。そのうち、入居時の鍵の受取だって、スマホの設定変更で済むようになるでしょう。

― なるほど、それはありがたいですね。パレットクラウドのバックエンドエンジニアは、その中でどんな業務に携わるんでしょうか。

joo:パレットクラウドは不動産管理会社から建物や入居者のデータをお預かりして、そのデータに含まれる入居者向けに、地域で使えるクーポンやお知らせの配信をするサービスを提供しています。そのサービスの土台となる部分、不動産会社から都度提供される新しいデータと基幹データの連携や、入居者ごとに発行するIDの認証などを行っています。

tommy:提供されたデータは、そのままでは使えないんです。パレットクラウドのシステムにデータを取り込んで、整えています。例えば、入居者Aは物件Bに住んでいる、といったように整理するんです。そこで初めて規格が揃って、さまざまなサービスにつなぎこめるようになるわけです。

joo:パレットクラウドのユーザID、つまり入居者が持つIDは1つです。単純に、入居されれば付与しますし、退去された場合は削除します。ところがケースによっては、A不動産からB不動産の物件へ住み替えることもあります。IDと物件の紐づけが変わります。さらには、同時に複数の物件を契約している人もいます。ID1つに対して紐づく物件が複数になる。IDと紐づくデータの組み合わせが多く、そのせいでデータ処理も難しくなります。そうしたデータをうまく扱える人がいれば、ぜひ手伝って欲しいです。

― 最近ではデータを扱う場面は増える一方ですが、業務のどんなところに特徴がありますか?

joo:データベースの設計やファイルの連携といった動作は、さほど他社との違いはないと思います。ただ、相対している業界のシステムがレガシーな上、最大限のセキュリティを必要とする重要度の高いデータを扱っているので、かなり難度の高いことをやっているな、という実感はありますね。

tommy:まずはデータの受け渡しからして、不正アクセスができない設計を整える必要があります。不動産会社ごとに仕様も要望も違うので、各社に合わせた通信方法でファイルをパレットクラウドのサーバーへアップロードしてもらいます。

なにしろ1社が保有するデータの数が膨大なんです。その大量のデータを最大限のセキュリティで、かつ時間制限がある中で処理をしないといけない。その過程での失敗は許されません。

joo:そういう難しいビジネス要件を、どうやって事故なく、改善をしながら運用していくか、というのはエンジニアのキャリアにおいて資産になるだろうと思っています。

今後、エンジニアは二極化していくと思うんです。例えばエンタメ系サービスなら、多少バグがあっても速さが重要です。なるべく規格からサービス開始までのスパンを短くすることが大事。

一方で、不動産や金融などのサービスは失敗しないのが非常に大事。万が一失敗したとしても、その失敗が検知できて、どんなエラーが起きたのかが、私たちにも関係企業にもわかる。そういう仕組、設計から思想、プログラミングした経験は、きっと活きるはずです。

良い意味でバラバラ。それをつなぐのは様々な工夫

― エンジニアの皆さんは、けっこう自由な働き方ですよね?

joo:フレックス制をとっていて、作業時間をシステム上で報告することになっています。リモートワークの方が効率が良ければ、そうすることもあります。

― 実際にはどのくらいの頻度でリモートワークをしているんでしょうか。

joo:6割は出社する、というメンバーが多いですね。出社メインの人とリモートメインの人がいるんですが、出社メインでも週に1、2日はリモートしています。全くリモートしないのは、企画・ディレクター職くらいでしょうか。今のところは性善説(笑)。各自のモラルにまかせていますね。

tommy:お子さんがいるメンバーは、「子どものお迎えがあるから、今日は早めに切り上げます。その代わりにこの日で多めに働きますね」と柔軟に対応されていますよ。それを周囲も特に何とも思わないし、打ち合わせがあればみんなで集まるけれど、あとはそれぞれがきちんと役割を果たしているよね、という感じですね。

joo:ただ、リモートが増えてくると、どうしてもコミュニケーション・ギャップが生まれてきます。そこで“ランチシャッフル”という、ランチミーティングを毎日開催するようになりました。名目はミーティングなので、どんな結論が導かれたかなどはSlackでシェアするのが決まりなんですが、目的はあくまでコミュニケーション。だから雑談してもいいんです。botでランチに行くメンバーを決めて、ランチ代は会社負担。インターン生も業務委託の方も、一緒に行きます。

tommy:他には、毎週金曜の夜に勉強会を開いていますね。テーマはさまざまなので、強制参加ではないんですが、これも全員が対象。最近では、他の企業の社長をゲストに招いて、講演をしてもらっていますよ。講演後は、その場で懇親会を開いています。ピザやお寿司をとったりして。

― 工夫してコミュニケーションの場を設け、それを大切にしているんですね。

joo:そうなんです。コミュニケーションの場はかなり意識して作ってきました。だからこそ社内の関係は良好ですね。……後は、音楽も推奨しているかもしれません(笑)。代表はギター・ボーカルができるんです。プロデューサーとしてデビューを考えたり、楽曲を提供しようとしたこともあって。

tommy:社内に音楽好きの人は多いですよね。私はジャズをやっていて、先日もプライベートで、他のメンバーとスタジオを借りてセッションをしました。でもジャンルはバラバラ(笑)。音楽だけでなく、アウトドアが好きな人もいるし、みんなでゆるく好きなことをシェアしています。

joo:みんな、良い意味でバラバラ(笑)。それでも、社会の役に立ちたい、そのために事業をもっと大きくしたい、という想いは共通しています。そんな想いを共有できて、システムのコアな部分を支える実力のあるエンジニアと、ぜひ一緒に働きたいですね。

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